harustory’s diary

日々の思索、その物語

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大学入試現代文の学力向上にむけて

前垢のDM引用です。それだけなんですね。ひどいな…あ、それは事実です!受からないです。受かっていたら東進、河合、駿台、代ゼミetc、合格者で溢れてしまっていることになります。その時期によって何を勉強すべきかは個々人の学力状況により異なり一般化は…

父と子

「わたしは良心を持っていない。わたしの持っているのは神経ばかりである」 芥川龍之介『侏儒の言葉』「俺たちは親には頼れないんだからしっかりしてくれよ。」 過去を遡及し加工して提示せんと試みれば、私の筆致は兄の言葉を捕らえる。ばらばらの断片と曖…

仏教伝来

日本では仏教は「鎮護国家」の為に導入され、国家的な内憂外患に対して霊的に備える為のものであった。それは形式的には鎌倉時代までは続いて行く。つまり、仏教は民衆のものではなく皇族貴族層の為のものであった。古代の日本仏教は、そうした流れの中で、…

美しい人

「『私は美しい存在でなければならない。』 この妄念はずっと、今に至るまで終始私を苦しめつづけたわ。まるで自分の意思をこえた何か悪魔的な存在が常に私を駆り立て続けては私の精神を支配してしまっていたようだった。 女学生時代だったかしら、私は自分…

摂食障害スペクトラムにみる強迫念慮機序

摂食障害はかなり辛い精神疾患です。この疾患はOCD spectrumであるBDDの要素がありまし。それは'思い込み"の心理。例えば拒食症のケースでは、周囲が当人に、「あなたは痩せすぎで病的でさえある」と諫めても、当人は納得できません。「私の苦悩は誰もわかっ…

或る慶應義塾大学文学部志望者との断章

山積されたTwitter前垢のDM中の言葉も、その一部はアカウント削除プログラムの慈悲であるかのように、残存している。無論血の通っていない文字の羅列ではない。こうして書きながら、自分で自分の、死んだと思っていた思念を圧迫し、その拍動の自律を確かめて…

RPG理論

知識が不足していても英語や古文、現代文などの文章読解は継続しなければなりません。よく、「完璧に知識を理解した上で〜」という声を耳にしますが、これは絶対にいけません。知識の上限を決める基準がないからです。東大に受かる人も知識が万全で十全な状…

山口達也事件について

TOKIO4人による謝罪会見を観た。不謹慎と誹られるかもしれないが、最初に湧出した感情は「感動」であった。何に感じて心動かされたのか。端的に言えば、メンバー4人が心底から謝罪の意を示しているその誠実さ、その姿勢、その本気である。特に松岡昌宏氏の言…

孤愁

夕刻。逢う魔が時などと言うが、僕は夕暮れのなんともいえない色彩が好きだった。殊、晩秋から冬にかけて、沈みゆく西陽とともに暗闇が空を鈍色に染めゆく、あの空の感じに陶然とした倒錯的寂寥を覚える。それは確かに寂しさの同化なのであるが、彼をしてう…

一年でゼロから早慶ダブル合格した高校教師の言

本日から、このブログにおいても学習(主に大学受験)についての内容も綴っていきたいと思う。その場合、タイトルにも表れているか、説得力を持たす為に自慢めいた表記をするケースも少なからずあることを先にことわっておく。まず、下の画像を見てもらいたい…

アラクニド

ガンガンコミックスJOKERスクウェア・エニックス発刊『アラクニド』という漫画がある。一巻しか読んでいないので、内容についてはわからないが、興味深い設定があった。それは作品のなかで、「先天性集中力過剰」と呼ばれる精神疾患。主人公はこの病気を患っ…