harustory’s diary

日々の思索、その物語

或る慶應義塾大学文学部志望者との断章

山積されたTwitter前垢のDM中の言葉も、その一部はアカウント削除プログラムの慈悲であるかのように、残存している。無論血の通っていない文字の羅列ではない。こうして書きながら、自分で自分の、死んだと思っていた思念を圧迫し、その拍動の自律を確かめているんだ。


タイムオーバーになってしまう原因が設問二にあるならば、設問二は自分の得意な分野に多少強引にでも引き込むと論じやすいかもしれません。

例えば、昨年はテーマとしては文化相対主義で、「トングウェ人の生き方→近代主義と対立した生き方→ポストモダン

みたいな感じで、"文化相対主義"というテーマを"近代主義を乗り越える"、つまり近代のテーマに引き込むのです。


そんな感じで設問二の論述は自分の得意分野と課題文を関連させ、引き込むテクニックなどはよいです。


それ以上に大切なのが設問一の要約問題ですが、これは読解力、表現力がかなり高度な次元で試されるので簡単にはアドバイスが出来ません。小論文参考書等で要約のテクニックは知識として把握していると思いますから、今の時期はもう、赤本の模範解答なりをみて、自分の要約と模範解答とのズレはどこかを確認し、次に実践する際はタイムオーバーにならないよう、"筆者の要点をどう抽象化すればよいのか"に留意し、迅速に処理するクセをつけていく必要があります。勿論、問題文の重要箇所にはマーキングしておくとよいです。


英語は論述で合否が決まると言ってもよいほどに大切なので、小論文設問一のようなストラテジーで対処する必要があります。設問文は必ずしっかり、入念に読み、出題者の意図を確認しましょう。


日本史は文化史が頻出なので一問一答などで確認し、差がつく大問4.5の資料問題や論述問題でわからなくて書けない、資料が読み取れない、という事のないようにする必要があります。

月並みなアドバイスかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。