amazarashiな人生を生きる僕らへ
傍らにはいつだって音楽があった。
中学の頃、アニソンやヴィジュアル系、ミスチルなんかをよく聴いていた。
高校の頃、xjapan、ベートーヴェン、ショパン、バッハなどのクラシック、オアシス、トラヴィス、U2などのUK音楽をよく聴いていた。
浪人の頃、Coccoや鬼束ちひろなんかをよく聴いていた。
そして、大学の時分、僕は「amazarashi」という驚愕のアーティストを知った。今、僕は改めてこの人達の音楽に感動している。僕の心が、彼等の奏でる一つ一つのメロディによって癒されていくのを感じる。『あんたへ』を聴くと、「まだ頑張れる。まだ、生きていくことが出来る」そんな風に、震えさせられるんだ。
僕はかつて音楽を創る人に憧れていた。それは音楽のもつ力を実感していたから。今、その夢を追い求めることはもうないけれど、音楽は美しい。芸術は素晴らしい。この奔出するいとおしき痛みを共有したい。