harustory’s diary

日々の思索、その物語

文学

マルメラードフの告白

はじめに ドストエフスキー研究において、僕は一廉の人物と思うが、これは余計な一文かもしれない。 そう懸念しながら、文章全体の色彩を濁らせるやもしれぬと思いながら冒頭に記すのは、これより叙する、長々しい引用を含めた全てを単なる既読者の為の月並…